春 【蕗の薹】 春はまだ熊の欠伸と蕗の薹

全然堂歳時記 春の部
【蕗の薹】ふきのとう

 

◎葉書俳句

全然堂歳時記 春 【蕗の薹】

 

◎テキスト

春はまだ熊(くま)の欠伸(あくび)と蕗(ふき)の薹(とう) ハードエッジ

 

土を出て雪を解(と)かして蕗の薹 ハードエッジ

 

雪解(ゆきどけ)の土の色濃(こ)し蕗の薹 ハードエッジ

 

落葉みな土に帰(き)しゆく蕗の薹 ハードエッジ

 

名草(なぐさ)の芽よりも先駆(さきが)け蕗の薹 ハードエッジ

 

小(ち)さき葉に小(ち)さく包まれ蕗の薹 ハードエッジ

 

紫に臙脂(えんじ)に蕗の薹つつまれ ハードエッジ

 

さ緑のほろりと苦し蕗の薹 ハードエッジ

 

蕗の薹蕾(つぼみ)も容赦(ようしゃ)なく刻(きざ)む ハードエッジ

 

蕗の薹を希臘(ギリシャ)の油もて炒(いた)め ハードエッジ

 

味噌汁(みそしる)に鶉(うずら)の卵蕗の薹 ハードエッジ

 

蕗味噌の小鉢(こばち)が付いて春の宵(よい) ハードエッジ

 

 

◎推敲過程

 

以上です