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全然堂ハードエッジ

俳人、葉書俳句「開発素句報」「全然堂歳時記」発行人。

振り仮名と送り仮名の関係でやや不正確

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開発素句報 2020 全葉書俳句 溜りたる葉書うれしき炬燵かな

2021-02-05 ハードエッジ 開発素句報 2020

2020年発行の開発素句報

その葉書俳句、全6枚の画像

続き

冬 【春待つ】寒卵割つて明るい春を待つ

2021-02-03 ハードエッジ 全然堂の冬

春を待つものの日あたり風あたり

美しき蝶になる夢春を待つ

春を待つ百獣の王その妻子

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冬 【おでん】 おでん酒おでんの人に寄り添ひぬ

2021-01-31 ハードエッジ 全然堂の冬

もれいづる光と声とおでんの香

おでん屋のテレビに「地球最後の日」

おでん酒ぐびぐび飲んで寝るとせむ

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俳壇賞2020 落選作 暖かやお尻で磨く滑り台

2021-01-22 ハードエッジ 俳壇賞 落選

腰伸ばし見るや周りの潮干狩

ちらかつて庭うつくしや野分あと

手袋で好きな絵本を撫でてをる

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ペア85 店先にママの名前の春燈 ハードエッジ

2021-01-23 ハードエッジ ペア80

初恋のあとの永生き春満月 池田澄子

残暑とはショートパンツの老人よ 星野立子

飲めるだけのめたるころのおでんかな 久保田万太郎

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ペア84 福寿草二輪ひらきぬ福と寿と 林翔

2021-01-05 ハードエッジ ペア80

菫束ぬ寄りあひ易き花にして 中村草田男

ガラス戸の遠き夜火事に触れにけり 村上鞆彦

如月や身を切る風に身を切らせ 鈴木真砂女

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新年 【去年今年】 滴々と濾過の雫や去年今年

2021-01-04 ハードエッジ 全然堂の新年

つながつて長き夜汽車の去年今年

十二時は即ち零時去年今年

時計みな去年今年なく励むなり

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開発素句報 2021-01 初日の出しづかに富士のうかびたる

2021-01-01 ハードエッジ 開発素句報 2021

初詣神も佛も隔てなく

初夢といふ年玉を賜りぬ

綺羅星の月雪花の初芝居

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年末【除夜の鐘】 すこすことボディーソープや除夜の鐘

2021-01-01 ハードエッジ 全然堂の年末

人気なき松の廊下や除夜の鐘

蕎麦を啜り蜜柑を剥いて除夜の鐘

NHK第一放送除夜の鐘

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冬 【着膨れ】 着膨れの三文安の子が可愛

2020-12-30 ハードエッジ 全然堂の冬

重ね着の雪より白き恋衣

着膨れのままか一肌脱ぐべきか

着膨れの仏の顔も三度とや

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コロナ禍、年末年始も外出自粛で、ふと俳句でもと思った人のための、初めての俳句歳時記【冬500句】

2020-12-24 ハードエッジ お手本俳句歳時記

コロナ禍、
年末年始も外出自粛中で、
ふと俳句でもと思った人のための、
初めての俳句歳時記
【冬500句】

続き

ペア83 石段に一歩をかけぬ初詣 高濱虚子

2020-12-23 ハードエッジ ペア80

順番に赤子を抱く雛の客 抜井諒一

広間よりさらに涼しき大広間 ハードエッジ

藍すがし茜めでたし初日の出 ハードエッジ

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ペア82 豆腐屋の早寝につもる夜の雪 関成美

2020-12-15 ハードエッジ ペア80

本箱に手の届かざる炬燵かな 会津八一

ざつくりと割れたるものを闇汁に 岸本尚毅

店の灯の明るさに買ふ風邪薬 日野草城

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NHK俳句2020 落選作抄 店先にママの名前の春燈

2020-12-08 ハードエッジ 落選俳句館

ピストルの手入れ運動会前夜

蟷螂の怒りに燃ゆる緑色

紫も緑も黒も葡萄なり

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【腹】 空腹を宥めつつ朝寝坊かな

2020-12-04 ハードエッジ 体の俳句

腹巻の腹話術師もありぬべし

乾鮭に腸のなき叫びかな

青空を胸一杯に囀るよ

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【足】 猫の子を膝に世界を牛耳る日

2020-11-27 ハードエッジ 体の俳句

両足で乗つて重たき踏絵かな

赤ん坊の足裏ふつくら汗臭き

山茶花の散り敷く上を土足にて

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角川俳句賞2020 落選作-b 山一つ氷つてゐたる昼の酒

2020-11-22 ハードエッジ 角川俳句賞 落選

涅槃絵図涙ながらに褪せゆくも

吾輩は西日に立てる赤い箱

呪文の如くチヨコレイトや露地の秋

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ペア81 初春の風にひらくよ象の耳 原和子

2020-11-28 ハードエッジ ペア80

大好きな春を二人で待つつもり 西村麒麟

手の薔薇に蜂来れば我王の如し 中村草田男

猫が知る冬日もつとも濃きところ 伊藤伊那男

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ペア80 雲ひとつなき秋晴の日なりけり ハードエッジ

2020-11-09 ハードエッジ ペア80

マンションの昼の閑けさ花水木 鶴岡加苗

鐘の音は音速で消ゆ秋の暮 ハードエッジ

ふゆぞらに雲一つなきまことかな 久保田万太郎

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角川俳句賞2020 落選作-a 春待つや猫より小さき箱に猫

2020-11-01 ハードエッジ 角川俳句賞 落選

天井に届く悲しみ涅槃絵図

さくらんぼ美しき血を絶やさずに

よく遊びよく学ぶべき秋のチョコ

続き

ペア79 横になればすぐに眠たし宿浴衣 星野立子

2020-10-18 ハードエッジ ペア70

生産地シールはピンク春キャベツ ハードエッジ

白狐もとより踊上手なり ハードエッジ

まだ馴れぬこの世の寒さ乳を欲る 鷹羽狩行

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ペア78 黴くさき婚の写真の私かな 松野苑子

2020-09-27 ハードエッジ ペア70

夫かなしくすし通ひに日焼して 岡本眸

秋の暮大魚の骨を海が引く 西東三鬼

賀状書くわが旧姓のおとうとへ 内田美紗

続き

秋 【葡萄】紫も緑も黒も葡萄なり

2020-09-26 ハードエッジ 全然堂の秋

恋人と葡萄の園に昼寝して

食べ終へて骨格残る葡萄かな

園閉ざすころには雪か葡萄村

続き

ペア77 其中に金鈴をふる虫一つ 高濱虚子

2020-09-16 ハードエッジ ペア70

吾も春の野に下り立てば紫に 星野立子

二三粒葡萄沈みし洗桶 ハードエッジ

外套を脱げば一家のお母さん 八木忠栄

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秋 【月】明月はけふ明日はあしたなり

2020-09-15 ハードエッジ 全然堂の秋

赤々と月の出を待つ夕焼かな

ふる雪もちる花もなき月夜なり

真夜中の月夜の日本大使館

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秋 【柿】日本に神の名多し柿の名も

2020-09-05 ハードエッジ 全然堂の秋

婚の荷でありし柿の木祖母の庭

入りし刃にシクと切られし柿の種

柿たわわ日本の村の滅びつつ

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秋 【流れ星】 流星や生れたるものは水にぬれ

2020-08-29 ハードエッジ 全然堂の秋

流れ星ただ一筋に光るなり

一の糸そして二の糸流れ星

流星や柱の中に錆びし釘

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ペア76 再びの除雪車は灯を蹴散らして ハードエッジ

2020-08-26 ハードエッジ ペア70

水替へてひと日蜆を飼ふごとし 大石悦子

ぱかと開く缶ペンケース夏の蝶 ハードエッジ

いやいやをしながら水洟を拭かれ ハードエッジ

続き

夏 【素麺】素麺を冷やす蛇口の露まみれ

2020-08-18 ハードエッジ 全然堂の夏

素麺の入りし桐箱平べつた

素麺の湯を沸かしつつ胡瓜揉み

印度人も素麺すする暑さかな

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開発素句報 2020-01 お雑煮の雑と言ふ字も目出度けれ

2020-01-02 ハードエッジ 開発素句報 2020

大いなるものはゆるりと初日の出

人々の歩みゆくなり初詣

歳時記の古きを開く淑気かな

続き

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