開発素句報 2018-03 ふる雪に鯉は白黒赤黄金

開発素句報 2018-03 大の寒さ

エクセルのルビ機能が使い切れず
本文を桐で印刷の後、
エクセルで周辺部分を印刷の二度手間

「落葉溜り」の句、
最終稿take9「早緑（さみどり）よ」で１０余枚印刷
読み返したら、なんとなくしっくり来ないので追加推敲
「身を細う」に手応えあり
「早緑」はメモ用紙に

 

 

 

ビル街の小さなビルや寒（かん）の入（いり）

大寒（だいかん）の大の寒さとなりにけり

ふる雪に鯉（こい）は白黒赤黄金（こがね）

みちのくのここ千年の雪景色

身を細う落葉溜（だま）りの小草（こぐさ）かな

ゆらゆらと磁石の針や春隣（はるとなり）
　　「はり」から「はる」につながるリズム感！
　　とか、後から気付いたので書いておきます

春近し雀（すずめ）を追つて雀飛ぶ
　　「身を細う」と言うくらいなら、
　　ここは「追うて」かもしれないが、
　　やや抵抗があってそのまま

 

 

メモ用紙と化したtake09の「早緑よ」