角川俳句賞 応募断念作 プランC 50句
応募断念作
※角川俳句賞応募で燃え尽きたので、
(しかも、時間切れの作品)
入念な類句チェックをしてません
類句類想の可能性があります
それでも、
自作に日の目をみせてやりたくてアップしました
製作数データ:
プランA:50/364句(総数671句より捨句310句をプランCへ)
プランB:50/385句(総数434句より捨句49句をプランCへ)
プランC:50/219句(総数860句の内、プランA・Bからの捨句359句)
結局、プランCでも641句は捨句(原句数は176句)
目次
◎葉書俳句
なし
◎テキスト
春
麗かや鳩の歩める一万歩 ハードエッジ
白線の内側にまで春日かな ハードエッジ
春にまだ侮り難き寒さあり ハードエッジ
橋に立つわが影うつる春の川 ハードエッジ
春の川上り下りの水尾の数 ハードエッジ
死火山の眠りから覚め笑ふなり ハードエッジ
城ひとつ燃やしてみたき野焼かな ハードエッジ
遠足の弁当小さし膝の上 ハードエッジ
化けの皮剥がされ虚子の忌の狐 ハードエッジ
地に落ちて池に転がる椿かな ハードエッジ
遠足に踏み荒らさるる芽吹山 ハードエッジ
魂も糊も大和の桜かな ハードエッジ
春秋を糸瓜と分つ藤の花 ハードエッジ
夏
情熱や少し暑さに弱くとも ハードエッジ
万葉の裔の百葉箱の夏 ハードエッジ
滝の音に夕立の音が被さりぬ ハードエッジ
立ち眩む如く西日の沈みゆく ハードエッジ
噴水の時計仕掛の正午なり ハードエッジ
階段も電灯もなき蟻の巣よ ハードエッジ
夢の世の蚊の腹に血が透けて見ゆ ハードエッジ
縦横に飛び蝙蝠のぶつからず ハードエッジ
牛の舌売られ蛇の舌疎まれ ハードエッジ
驚くや土龍の穴に出し蚯蚓 ハードエッジ
包丁の音はキャベツを切る音か ハードエッジ
東方を見聞きせし書も黴の書に ハードエッジ
秋
編集の加減乗除や文化の日 ハードエッジ
聞き役の今はお墓を洗ふ役 ハードエッジ
二三枚水に沈みし初紅葉 ハードエッジ
落花生の残りを探る皮の中 ハードエッジ
絵にも描かず写真も撮らず林檎食ふ ハードエッジ
冬
貧すれば素うどん啜る霜夜かな ハードエッジ
冬に食ふ葉物あをあを花を持たず ハードエッジ
夏はむろん冬も頼りの冷蔵庫 ハードエッジ
積読の雪崩るるままに春隣 ハードエッジ
持つてゐる時間と待つてゐる春と ハードエッジ
北風は大きな箒空を掃く ハードエッジ
寒し寒し風吹く中の寒の雨 ハードエッジ
赤電話雪ふる駅の昭和かな ハードエッジ
檻に毛もの檻の外には毛皮人 ハードエッジ
またしても炬燵の人の生返事 ハードエッジ
焚火して燃えぬ地べたを焦しけり ハードエッジ
湯豆腐に葱も生姜も鰹節も ハードエッジ
かりそめの北極星や神の旅 ハードエッジ
鶴舞ふやその手羽先も手羽元も ハードエッジ
ふく風に染井吉野の枯木かな ハードエッジ
年末
数へ日が怒涛のごとく砕け散る ハードエッジ
年惜しむべく読み返す古日記 ハードエッジ
中元のタオルよ、いざや年用意 ハードエッジ
半券に少し膨るる古日記 ハードエッジ
新年
書初のゆめのゆの字のむづかしき ハードエッジ
◎初案50句
略
◎推敲句一覧/pdf
最終稿50句、推敲総数219句
なし
◎A4推敲 原稿/pdf
なし
◎A4推敲 加筆/pdf
なし
◎葉書俳句表側
なし
◎データベース画面/桐v10
◎落選葉書一覧リンク
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以上です