開発素句報 2026-01 「謹賀新年」
◎葉書俳句
◎テキスト
初日待つその暗闇も常ならず ハードエッジ
常ならず:
常ならぬ世に大いなる春の月 馬場駿吉
直交の磁場と自転や去年今年 ハードエッジ
磁場:
鳥交るには絶好の磁場らしく 西川火尖
こそと言ひこそはとも言ふ今年かな ハードエッジ
今年こそ今年こそはと思ふこと ハードエッジ 2019
調べたら、旧作があったのでした
素直な旧作か、ひねくった新作か、、、
年立つや部屋に満ち来る日の光 ハードエッジ
日の光:
涅槃会やさながら赤き日の光 池西言水
あらたふと青葉若葉の日の光 松尾芭蕉
新涼や寝くたれ髪に日の光 日野草城
朝寒や雨戸あくれば日の光 正岡子規
三寒の風に四温の日の光 ハードエッジ
玉霰すべて了りぬ日の光り 山口誓子
三日はや過ぎて四日の日の光 ハードエッジ
正座して賀状の輪ゴム外しけり ハードエッジ
正坐:
知らぬ子の正座してゐる花筵 塚本万亀子
涅槃図に正座をさなき足のうら 南うみを
正座して薪割る旱の一老婆 森澄雄
磯野家はみんな正座で豆ごはん 福永法弘
都鳥正座の足をして舞へり 大石雄鬼
正座してテレビ見て泣く蜜柑むく 野崎海芋
正座して少し正月らしきこと ハードエッジ
正座して師は無けれどもお正月 佐々木六戈
放電も蓄電もなし鏡餅 ハードエッジ
放電:
月光を帯び恋猫の放電す 夏井いつき
七十三は素数の誉れ老の春 ハードエッジ
素数:
その数も素数なりける素足かな ハードエッジ
重陽の素数ならざること惜む ハードエッジ
神もまた素数を愛す七五三 ハードエッジ
素数・素敵・素十・素人初句会 ハードエッジ
五に七に素数を効かせ初句会 ハードエッジ
◎初案7句
南極と北極の磁場去年今年 ハードエッジ
こそと言ひこそはとも言ひ今年かな ハードエッジ
年立つや部屋を満たせる日の光 ハードエッジ
七十三は素数なりけり老の春 ハードエッジ
すでにして初日待つ間の目出度さよ ハードエッジ
天よりの電荷を集め鏡餅 ハードエッジ
正座してほどく賀状の輪ゴムかな ハードエッジ
◎推敲句一覧/pdf
全28句/1枚
開発素句報 2026-01 推敲一覧
◎葉書推敲 原稿/pdf
全5枚
開発素句報 2026-01 葉書推敲 原稿◎葉書推敲 加筆/pdf
全5枚
開発素句報 2026-01 葉書推敲 加筆◎葉書俳句表側
以上です

