和語俳句 【す】 葉先より指に梳きとる螢かな 長谷川櫂

分割/2017.12.21、擦る、削ぐ/2017.12.20、分割、損ぬ/2017.12.14
◎和語俳句、さ行の「す」です
→「さ」
→「し」
→「せ」
→「そ」

◎梳く=すく

→梳る=くしけずる

雷激し浴後の髪を梳きをれば  館岡沙緻(さち)
  ※雷=らい、激し=はげし

キャンプ出て月に髪梳く少女らし  岡田日郎(にちお)

葉先より指に梳きとる螢かな  長谷川櫂(かい)

髪を梳く肘のさみしき星祭  古賀まり子
  ※肘=ひじ

黄泉に来てまだ髪梳くは寂しけれ  中村苑子
  ※黄泉=よみ、寂し=さびし
  無季俳句

 

 

◎拗ぬ=すぬ

→拗る=こじる
→拗る=ねじる

拗ねてをり乗り捨てられしブランコが  西村和子

 

 

 

◎擦る=する

→擦る=こする

ひらくたび卯の花を擦る鉄扉かな  正木ゆう子
  ※卯の花=うのはな、鉄扉=てっぴ

流燈の岸辺の草を擦ることも  藺草慶子(いぐさ・)
  ※流燈=りゅうとう、岸辺=きしべ

惜しみなく地擦る束帯時代祭  西本一都
  ※惜しみなく=おしみなく、束帯=そくたい
  →時代祭画像/GGL

 

 

以上です