2018年の落選作は11月4日ころ掲載予定
追記/2017.9.9/2017.9.5-6
落選
◎角川俳句賞2017、落選作抄(5句)
→全50句はこちら
子鯨も乳呑むころか朧月
※子鯨=こくじら、朧月=おぼろづき
美しき黒の剥落揚羽蝶
※剥落=はくらく、揚羽蝶=あげはちょう
無論、
女身仏に春剥落のつづきをり 細見綾子
を、踏まえています
白狐もとより踊上手なり
※白狐=しろぎつね、踊上手=おどりじょうず
盆踊りの一コマ
お面でもよし、
ご先祖様の化身でもよし
「もとより」が俳句っぽくて気に入ってます
春なれやもとより匂ふ芳名簿 鈴木鷹夫
※芳名簿=ほうめいぼ
夏場所やもとよりわざのすくひなげ 久保田万太郎
願ぎ事はもとより一つ初詣 高濱虚子(たかはま・きょし)
※願ぎ事=ねぎごと
先行句です
狐面つけて踊りの輪の中に 中村苑子
この句より、幻想の度合を強めました
この山に氷の瀧の幾柱
※瀧=たき、幾柱=いくはしら
眠る山を守るが如く、、、
幾柱=結界という想定ですが、
どうでしょうか?
実景というよりは想像の風景です、
女の神も乗せて目出度し宝船
※女の神=めのかみ
弁天様ですね
◎応募要項
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by 角川文化振興財団:角川俳句賞
◎参考資料
応募する人にも、そうでない人にも、
俳句の資料としてお勧めしたいのは、
月刊「俳句」の2014年11月号付録、
<完全保存版!角川俳句賞の60年> ←全受賞作収録
雑誌は品切ですが、キンドル版があります ←付録込・手帖ナシ
古本買うときも、この付録が肝心ですから、
付録付かどうかを、ご確認ください ←付録付って、山本山系ですね
◎進捗状況
私は、どうも今年はギブアップ、かも
とんと、やる気ないし、
このブログ制作も夏までに、少しは目処つけたいし、、、
で、連続落選記録も途切れそうです (^_^;;;
ところで、
「角川賞」でググると、
「六角川賞」という競馬の賞がヒットしますね (^o^)
なお、(私は部外者で、お世話になるばかりですが)、
ウェブマガジン「週刊俳句」では、
毎年、角川俳句賞の落選展やってます
もし、アナタが応募して、
万が一、、、万が一、、、賞を逃したとしても、
ネットでの発表機会がありますので、頑張ってください
今年の開催詳細は10月頃発表か?
◎過去のわが落選作:
追記:/2017.5.5
連休中、ちょっと調子が出て、目下、手持句数10突破
応募の可能性が出てきました
※2017.5.20
このところ、少しやる気が出てきて、目下手持ち30ほど
今年は推敲も充分重ねてる
※2017.5.28
なんとか50句突破しました
推敲総数は400です
締切前に揃うなんて初体験、
後3日、さらに推敲を重ねます
※2017.6.1
昨日、投函しました
1ヶ月半、フルタイム作句
制作推敲総数470超
A4一覧プリント、ver.25まで
実力+データベース55万句で、 どこまで嵩上げ出来たか?
これでダメなら俳句止め樽
位の心情です、、今は (^_^;;;
※2017.6.3
投函後、正気に戻る、
というのは例年の事ではあります
今回もじわじわアラが、、、
なんと、先頭の1句がコケた
ブチかますはずが、空振りしてる
※2017.6.5
先頭句、バグフィクス
やはり、推敲不足だった
他はまだ、破綻なく
まあ、それだけ大人しい作品だったのかも
いいけどね
※2017.9.5
落選確定
今年も週刊俳句の落選展です
やれやれ、、、
※2017.9.6
3ヶ月ぶりに読んでみると、
やはり、
凡句、
舌足らずの句、
破綻の句、
など発覚
でも、まあ、
マトモなのもあるかな、、、が冒頭の抄録
以上