開発素句報 2022-05 冷し中華
◎葉書俳句
◎テキスト
細く長く良き片蔭を賜りて ハードエッジ
龍のこと語るは蛇の古老なり ハードエッジ
幾重にも掛け重ねたる大瀑布 ハードエッジ
元々、兼題句
行き詰まって、文字遊びに逃避
「掛け重ね」の収まりの悪さは自覚
データベースにも先行句なし
が、時間切れ
発行後、あれこれ考察、翌朝の推敲作は、
幾重にも白を重ねて大瀑布 ハードエッジ 2022.7.24
この辺が無難か?
なお、
もっと、時間に余裕を持って、
十分に推敲せよ、と言う意見には反対である
推敲に時間を掛け過ぎるよりは、
適当に締め切りを設けて発表した方が、
直後に、客観視できて、推敲が捗る ←経験則
twitterでの出来立てツイート
(NHK俳句などの公募は例外)
開発素句報でのマトメ
全然堂歳時記
と、3段構えで推敲している
結社の人なら、
句会→俳誌→句集だろうか?
でも、
ネットの方が、フットワークが軽い
その後、さらなる改良でダジャレ化:
幾重にも白布を重ね大瀑布 ハードエッジ 2022.7.25
その後、更に推敲
「瀑布」=布、に入れ込む
滝壺に晒して瀑布純白に ハードエッジ 2022.8.7
こまごまと冷し中華の飾り付け ハードエッジ
こまごま:
啓蟄や木々も細々枝を分ち ハードエッジ
草餅の草こまごまと見えてをり 齋藤朝比古
こまごまと白き歯並や桜鯛 川端茅舎
ことごとくこまごまと出て夏料理 鷹羽狩行
細々とこんな事さへ年用意 ハードエッジ
気化熱を奪へと団扇猛らせて ハードエッジ
夕日より高き乾杯ビヤホール ハードエッジ
母に見せたきハンカチの団子虫 ハードエッジ
◎推敲過程/テキスト
開発素句報 2022-05 推敲 テキスト
◎推敲過程/葉書加筆
開発素句報 2022-05 推敲 葉書◎葉書俳句表側
以上です