開発素句報 2020-01 お雑煮の雑と言ふ字も目出度けれ

開発素句報 2020-01

謹賀新年

 

◎葉書俳句

 

 

◎テキスト

静かなるもののはじめの初日の出　ハードエッジ

　　改案：
　　大いなるものはゆるりと初日の出　ハードエッジ

　　その上空では、
　　高く飛ぶものはゆつくり初御空　ハードエッジ

やはらかな赤子のあくび年明くる　ハードエッジ

歳時記の古きを開く淑気（しゅくき）かな　ハードエッジ

お雑煮（ぞうに）の雑（ざつ）と言ふ字も目出度（めでた）けれ　ハードエッジ

人々の歩みゆくなり初詣（はつもうで）　ハードエッジ

参道に泣初（なきぞめ）の子や微笑（ほほえ）まし　ハードエッジ

餅（もち）食うて餅の心地の寝正月（ねしょうがつ）　ハードエッジ

　　画像では誤入力で「心地」の「地」が脱落してます
　　今朝、ようやく気が付いて仰天！／2020.1.4
 

 

◎推敲過程/データベース

開発素句報 2020-01

 

 

以上です