開発素句報 2019-11 短日を詫びるが如くビル灯る

開発素句報 2019-11

ビル灯る

◎葉書俳句

開発素句報 2019-11

 

 

 

◎テキスト

木枯こがらしに売るやほうき逆立さかだてて ハードエッジ

 

赤や黄の面影おもかげのある落葉かな ハードエッジ

 

水鳥は冷たき水に素足すあしなり ハードエッジ

 

短日みじかびびるがごとくビルともる ハードエッジ

  読みは、短日たんじつでもいいのですが、和風に気取ってみました

  漢語バージョンは、
  短日たんじつ謝罪しゃざいの如く点灯てんとう

 

手袋てぶくろはもしや眠れる猫の下 ハードエッジ

  「キーボード上の猫」はネットの定番写真です
  毛糸の手袋にも乗ってくるのではないでしょうか

 

電気から力をたる毛布かな ハードエッジ

  シンプルな電気毛布の俳句です w

 

青首は花形大根山積に ハードエッジ

  「花形大根」は、ここでは一番の売筋の意味ですが、
  ネットで検索すると、
  星型人参のような実際の花型の大根や、
  菊のような飾り切り!の花型大根もあるんですね
  知りませんでした

 

 

◎推敲過程

開発素句報2019-11

以上です