春 【桜1】 ガガーリン少佐の地球桜咲く

全然堂歳時記 春の部

【桜1】さくら

◎葉書版

 

 

◎自句自解

今日こそは晴れて桜の出番なれ

 

ガガーリン少佐の地球桜咲く
  「青い地球」に花が咲く!
  →ユーリイ・ガガーリン/wiki

 

全山は今沸騰ふっとうの桜かな

 

満開の花の余韻よいんと申すべく

 

半生の住めば都の桜かな

 

欄干らんかんの冷たかりける桜かな

 

雨のあと風の荒ぶる桜かな

 

うそのやうに晴れて花見の水たまり

 

僧の名を沢庵たくあんと云ふ花のえん
  長屋中歯を食いしばる花見かな  蝶花楼馬楽 (3代目)
  →長屋の花見/wiki
  →柳家小さん(5代目)『長屋の花見』

 

鬼さんもこちらへござれ花の宴

 

花もまた春剥落はくらくといふことを
  無論、先行句は、
  女身仏に春剥落のつづきをり  細見綾子

 

身に余る落花らっかを浴びてゐたりけり
  受賞パーティーの挨拶句
  として制作したものの、
  一向に出番のない不憫な句

 

花散つて花びらの数増やしけり
  花と花びらの句をいくつか作りました
花びらや走者一掃そうしゃいっそうせし後の
  逆転満塁ホームラン、とか

 

花びらは花の涙かちりぬるを

 

しくしくと痛むは花か花びらか

 

枯草の上の落花となりにけり

 

花冷の銀の落花となりにけり

 

花の雨大きな川の流れゆく

 

夜にかけて雷といふ花の雨

 

◎推敲過程 葉書版

pdf_20180411

 

 

 

以上です