全然堂歳時記 春の部
【桜1】さくら
【桜2】を2022年春に発行予定 →こちらです/別タブ
【花吹雪】はこちら/別タブ
追記:推敲過程/テキスト/2022.3.7
◎葉書俳句
◎テキスト
今日こそは晴れて桜の出番なれ
ガガーリン少佐の地球桜咲く
「青い地球」に花が咲く!
→ユーリイ・ガガーリン/wiki
全山は今沸騰の桜かな
満開の花の余韻と申すべく
半生の住めば都の桜かな
欄干の冷たかりける桜かな
雨のあと風の荒ぶる桜かな
嘘のやうに晴れて花見の水たまり
僧の名を沢庵と云ふ花の宴
長屋中歯を食いしばる花見かな 蝶花楼馬楽 (3代目)
→長屋の花見/wiki
→柳家小さん(5代目)『長屋の花見』
鬼さんもこちらへござれ花の宴
花もまた春剥落といふことを
無論、先行句は、
女身仏に春剥落のつづきをり 細見綾子
身に余る落花を浴びてゐたりけり
受賞パーティーの挨拶句
として制作したものの、
一向に出番のない不憫な句
花散つて花びらの数増やしけり
花と花びらの句をいくつか作りました
花びらや走者一掃せし後の
逆転満塁ホームラン、とか
花びらは花の涙かちりぬるを
しくしくと痛むは花か花びらか
枯草の上の落花となりにけり
花冷の銀の落花となりにけり
花の雨大きな川の流れゆく
夜にかけて雷といふ花の雨
◎推敲過程 テキスト
全然堂歳時記 春 【桜1】テキスト◎推敲過程 葉書+手書き
行方不明、、、捜索中
以上です