8月も下旬となり、
作句力枯渇
再放送に逃避しました
とはいえ、
チャチャチャっと出来るハズが、案外難航
印刷1時間前で、辛うじて最終稿
(結局、3句改案)
では、自選力をご覧ください
神々の力任せの雲の峰
日本の海をぐるりと雲の峰
赤道の箍の外れし暑さかな
炎帝や入道雲を従へて
炎帝の不興の雨となりにけり
水底に暑さ忘るる豆腐かな
食べ盛り遊び盛りの涼しさよ
お揃ひのすでに嬉しき夏の旅
赤々と金魚の夢は何ならむ
忘られし水鉄砲や水の上
夏草と白線のある駐車場
夏草を刈りたる後の草いきれ
なすと云へば那須与一ぞ茄子の花
ああああとサイレンの鳴る夕焼かな
夕立に洗ひたてたる夕焼かな
もう少し赤を強くと夕焼守
夕焼に誰か故郷を思はざる
安らかや日は夕焼に包まれて
神々も家路を急ぐ夕焼かな
火も人も裸なりけり夜の海
以上