コロナ禍、
年末年始も外出自粛中で、
ふと俳句でもと思った人のための、
初めての俳句歳時記
【冬500句】
カテゴリー: お手本俳句歳時記
先達の俳句歳時記
外出自粛中、動画もマンガも見飽きて、ふと俳句でもと思った人のための、初めての俳句歳時記【春300句】
外出自粛中、
動画もマンガも見飽きて、
ふと俳句でもと思った人のための、
初めての俳句歳時記
【春300句】
春 【春塵】 春塵を虹でおさへて撒水車 土生重次
春塵や観世音寺の観世音 高野素十
飾りある優勝杯の春の塵 丘はるか
我らみな青き地球の春の塵 ハードエッジ
春 【桜餅】 丸善に檸檬わが家に桜餅 ハードエッジ
ひもとけば重箱ふたとれば桜餅 ハードエッジ
うす紅の中の暗黒桜餅 ハードエッジ
歯に当ててぱりりと音や桜餅 ハードエッジ
夏 【裸子】 裸子がわれの裸をよろこべり 千葉皓史
裸子の尻らつきようのごと白く 本井英
裸子の尿るに弓をなす背かな 波多野爽波
母に強く犬に弱しや裸の子 高野素十
夏 【日焼子】 海の日焼子山の日焼子地蔵盆 飯田龍太
白シャツを脱いで真黒日焼の子 ハードエッジ
熱く白く飯炊き上げぬ日焼子に 櫛原希伊子
日焼子のしづかに寺の書道塾 日向亮司