螢籠昏ければ揺り炎えたたす 橋本多佳子
死は何かどまん中なり雪ちらちら 金田咲子
除夜の妻白鳥のごと湯浴みをり 森澄雄
タグ: 生駒大祐
ペアリング56 太陽の育てし地球蝌蚪生まる 生駒大祐
もやもやと老人のゐる夏祓 小原啄葉
にせものときまりし壺の夜長かな 木下夕爾
埋火やつひには煮ゆる鍋の物 与謝蕪村
和語俳句 【ふ】 かたつむり踏まれしのちは天の如し 阿部青鞋
天瓜粉まだ土知らぬ土踏まず 古賀まり子
鉄板を踏めばごぼんと秋の暮 岸風三楼
焚火跡踏み荒されてゐたりけり ハードエッジ
俳人、葉書俳句「開発素句報」「全然堂歳時記」発行人。
螢籠昏ければ揺り炎えたたす 橋本多佳子
死は何かどまん中なり雪ちらちら 金田咲子
除夜の妻白鳥のごと湯浴みをり 森澄雄
もやもやと老人のゐる夏祓 小原啄葉
にせものときまりし壺の夜長かな 木下夕爾
埋火やつひには煮ゆる鍋の物 与謝蕪村
天瓜粉まだ土知らぬ土踏まず 古賀まり子
鉄板を踏めばごぼんと秋の暮 岸風三楼
焚火跡踏み荒されてゐたりけり ハードエッジ