東京タワー海より見ゆる夏料理 ハードエッジ
牡蠣すするわが塩味もこれくらゐ 正木ゆう子
灯の鋲の東京タワー年の暮 鷹羽狩行
タグ: 中戸川朝人
和語俳句 【さ】 白木蓮の散るべく風にさからへる 中村汀女
初蝶を苛む風となりにけり 西宮舞
山百合を捧げて泳ぎ来る子あり 富安風生
悴める掌を包みやり諭しけり 西村和子
和語俳句 【な】 敗戦忌腹べんべんと存へし 中戸川朝人
母たのし汐干にあそぶ子を眺め 星野立子
激流を鮎の竿にて撫でてをり 阿波野青畝
手で顔を撫づれば鼻の冷たさよ 高濱虚子
俳人、葉書俳句「開発素句報」「全然堂歳時記」発行人。
東京タワー海より見ゆる夏料理 ハードエッジ
牡蠣すするわが塩味もこれくらゐ 正木ゆう子
灯の鋲の東京タワー年の暮 鷹羽狩行
初蝶を苛む風となりにけり 西宮舞
山百合を捧げて泳ぎ来る子あり 富安風生
悴める掌を包みやり諭しけり 西村和子
母たのし汐干にあそぶ子を眺め 星野立子
激流を鮎の竿にて撫でてをり 阿波野青畝
手で顔を撫づれば鼻の冷たさよ 高濱虚子